糖尿病 食事 1800

糖尿病の食事療法ではカロリー1800kcalが基本?

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 糖尿病の治療には食事療法と運動療法が欠かせません。
 特に食事療法はカロリー計算と食品のバランス配分を厳密におこなう必要があり、慣れるまでは結構大変です。
 しかし、これなくして治療はありえません。
 糖尿病は完治することはありませんが、これらをきちんとやって血糖値をコントロールすれば健康な人と同じような生活を送ることができます。

 

 食事療法の考え方の基本は標準体重の維持とインスリン作用不足の解消にあります。
 まず、指示カロリーを厳守します。

 

 摂取カロリーの過剰はインスリンの需要を増やし、太りすぎはインスリンの効きを悪くするため、これを避けるのです。
 そのために、食べるものを計る習慣をつけます。
 軽量スプーン、キッチンスケールは必需品です。
 目分量や自分の舌に頼ってはいけません。

 

 また、食品のバランス配分のために「食品交換表」を使います。
 そして、規則正しい生活をして食事時間を守ります。

 

 摂取カロリーを決めるために、最初に標準体重と現在の肥満度を計算します。
 標準体重とは、一番長生きできる理想体重です。

 

 20歳のころの体重に近いことが多く、Body Mass Index(BMI)を求めて肥満度や理想体重を計算します。
 BMIは(体重kg)÷((身長m)×(身長m))で求められ、肥満と判定されるのは、BMIが25以上の場合です。
 BMI22が理想体重となります。

 

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 エネルギー摂取量は性別、年齢、肥満度、日常生活やスポーツによる身体活動量、血糖値、合併症の有無などを配慮して医師が決定します。
 通常、1200〜1800kcal程度になります。

 

 一日摂取カロリーは安静時で標準体重あたり25kcal、デスクワークなど軽労作で30kcal、比較的体を動かす仕事で35kcalとなりますが、肥満がある場合は少なめで計算します。 
 一日の摂取カロリー1200kcal〜1800kcalを朝・昼・夕(及び間食・夜食)でバランスよく配分します。
 まとめて食べたり、昨日食べ過ぎたから今日は少なくする、というような波のある食べ方は避けます。

 

 食品の栄養素をバランスよく取るためには、「食品成分表」を活用します。
 これは食品を成分によって表1〜6と調味料に分類しています。

 

 それぞれの表について食べる量が決まっています。
 その範囲内で食品を選びます。
 同じ表の中の食品同士なら交換することができます。

 

 1単位を80kcalとしていますが、これはご飯茶碗半分、卵1個、魚1切れに相当し、日本人の食習慣から計算しやすくしたもので、まずそれぞれの食品の単位を覚えることが食事 療法の第一歩です。

 

 アルコールはそれ自体のカロリーが高く血糖コントロールを乱すため要注意です。
 薬を使っている人は禁酒が原則です。

 

 糖尿病食はバランスのとれた健康長寿食といえ、万人に勧められます。
 毎日、続けましょう。

 

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